子どものこと

日本脳炎の予防接種の注意点。一期、二期受けてない人も特例で20歳未満なら無料。

 

先日、やっとやっと上の子たちの日本脳炎の一期を接種してきました!

いやぁ〜長かった・・・。

予防接種はきっちりスケジュール通りにやっていくのが一番だと思っているのですが

日本脳炎だけは未接種のままでした。

Contents

なぜ日本脳炎だけ未接種なのか

なぜ日本脳炎だけ接種してないのかというと。

ちょうど今小学校中学校高校に通っている年齢の子どもたちが日本脳炎の接種年齢のとき、日本脳炎ワクチン接種は一時停止しました。

 

日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度まで、日本脳炎の予防接種のご案内を行いませんでした(いわゆる「積極的勧奨の差し控え」)。

厚生労働省HPより厚生労働省日本脳炎のページはこちら!

 

そうなんです。

平成7~18年度に生まれた方は、平成17~21年度に日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃していることがあります!!

ワクチンの副作用で一時予防接種が中断、その後再開

その後再開され、厚生労働省のHPでは「通常どうり受けられるようになっています」とありますが、再開直後は、全国的に品薄状態でなかなか接種できませんでした。

小児科に何度も問い合わせたのですが、日本脳炎の患者さんが出ればその地域に優先的にワクチンが出荷されていき、まだ入荷はありませんとのこと。

結局、接種できないまま月日が流れてしまっていたのです。

 

厚生労働省のHPにある予防接種スケジュールでは、日本脳炎第一期は7歳ころまでと書いてあります。

うっかりギリギリになってから気づいておおあわて!

しかし、この一時停止していた期間の子どもは特例として、無料期間を延長して接種できるようになっています!

接種するなら、ぜひ無料期間に接種したい~!

日本脳炎とは

 

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。

以前は子どもや高齢者に多くみられた病気です。

突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。

一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなってしまうといわれています。

また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれています。

厚生労働省HPより厚生労働省日本脳炎のページはこちら!

 

死亡率、後遺症、どちらもかなりの確率です。

日本脳炎、恐ろしい病気です。

早く接種してあげたい…!

特例で無料接種できる期間は?

特例の対象は

平成7~18年度に生まれた方で、平成17~21年度に日本脳炎の予防接種を受けていない方

です。

 

さらに、日本脳炎の特例は、

特例期間中の子どもが20才未満まで有効

なんです!

な~んだ、じゃあ、19才までに接種すればいいんじゃん、のんびり~

って思っているあなた!

 

ここで気を付けなければいけないのは、

日本脳炎の接種は、一期1、一期2、一期追加、二期、と接種回数が多く、

さらに期間が長い

と言うことです。

そう、予防接種って、次の接種は何日あけなきゃいけない、とかありますよね。

それが長い!!

 

日本脳炎スケジュール

一期1   ↓10日から28日あける

一期2   ↓1年あける

一期追加  ↓5年あける

二期    終了

 

 

え?!5年もあけるの?!

5年後となると、二期を14才までには終わらせないと無料期間は過ぎてしまうのです!!(|| ゜Д゜)!

1回も接種したことがない方はトータルで6~7年かかってしまいます!

 

娘ちゃんの場合、一期追加の接種タイミングで日本脳炎が流行し、やっぱりワクチンが品薄になり入荷しなくなってしまいました。

結局1年半ほど過ぎてやっと接種できたのです。

スケジュールやワクチンの入荷次第ではもっと長い期間かかるかもしれません。

 

1回だけ接種してるんだけど、この後どうすれば?

うちの子の場合、結局どうなるの?

そんな時はかかりつけの小児科さんに相談するのがおすすめです。

忙しくなさそうな時間を狙って、まずは電話で問い合わせてみましょう。

母子手帳の用意をお忘れなく!

特例の無料期間、19才までに終わらせるには

早めにスケジュール確認。

かかりつけの小児科に相談する。

 

 

日本脳炎を特例で受けるときに必要なもの

 

予防接種に必要なもの

  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 子ども医療費助成受給券

 

  • 特例専用の予診票

 

そう、特例専用の予診票!

最初にもらったたくさんの予診票の中にある、日本脳炎の予診票持っていけば大丈夫でしょって思ってたら受けられないんですよーーーーー!

 

特例期間に該当する子どもには、市町村から特例用の予診票が郵送で届いているはずです。

なんとわたしはそれも失くしてしまってました!

予防接種関係がまとめて入っていた袋に入ってない・・・。

慌てて問い合わせると、支所の窓口から申請すれば新しい予診票を送っていただけるとのこと。

速攻窓口へ行ったのでした。

送ってきてもらった予診表に書き込めば、ぶじ、無料接種してもらえます~

 

手元にある予診票を確認して、特例用の予診票がなければ

早めに問い合わせておこう!郵送なので時間がかかることもあるよ。

 

日本脳炎ワクチンを特例で無料接種するまでのまとめ

 

  1. 母子手帳を見て、日本脳炎ワクチンの接種状況を確認する。
  2. かかりつけの小児科などに問い合わせて、今後のスケジュールを立てる。
  3. 特例用の予診票があるか確認する。

 

ちょっと手間だし、期間も長いしで後回しにしがちですがやはり怖い病気です。

しっかり接種しておけば、安心して過ごせますよ~^^

 

1年後、5年後など、かなり期間が空くワクチンです。

手帳などに書きとめ、忘れないようにしましょう!

私も自分の手帳の、来年以降も使うページに書き込みました!

 

中学校を卒業すると、小児科ではなく内科を受診することになりますし、19才ともなれば自分で接種しに行ってくれることと思います。

母子手帳にも、5年後の接種を忘れないように書き込んで、付せんなどで忘れないように目立たせておこうと思っています^^

 

新学期などに過去の予防接種記録を確認されたりするのでその機会に是非、接種し忘れていないか確認してみてくださいね~♪

 

最後にもう一つ!

 

 

大きな病院のほうがワクチンの在庫があるかもしれないです。

以前インフルエンザワクチンを摂取しようとした時、どこの小児科も品切れで断られたことがありました。結局大きい病院に在庫があり無事接種できたのです。

近隣の小児科だけでなく大きな病院の小児科にも一度問い合わせてみるといいかもしれません。

近所の小児科に問い合わせてもワクチンがない場合は、
小児科のある大きい病院だとあるかもしれない

 

また、20歳を超えてしまいますと、無料接種の対象ではなくなりますが、日本脳炎は恐ろしい病気です。病院によって違うかもしれませんが、ワクチンの値段は4,000円ほどだったかと思います。ぜひ、この機会に接種してあげてください。

接種をねがうみなさまがスムーズに接種できますように!

 

ABOUT ME
ぱぴこ
虚弱として生まれ、なんとかこうにか3人もの子宝に恵まれたアラフォー。日々の節約に疲れ、新しい家事や家計の切り盛り術を開拓中!Amazonや楽天をもっと活用したい!ついでに虚弱も克服したい!