ちきりんさんの、「 未来の働き方を考えよう人生は二回生きられる」を読みました!もう~、毎回ちきりんさんの本は、頭に知識が、心にわくわくがたっぷり注がれる本!!
本書も本当に楽しかったです!前半は働き方に関する知識やデータ、後半はそれを踏まえたちきりんさんの考えや未来予想が書かれています。
Contents
ちきりんさんの、「 未来の働き方を考えよう人生は二回生きられる」要約
ざっくり要約すると。
寿命が延びたことを踏まえて、「大卒から就職して定年まで一貫して働き続ける」今までの世代の生き方をみなおし、40歳手前くらいで残りの人生の時間について(キャリアや転職、趣味や家族との時間、主婦なら子育てが終わった後の人生など)もう一度考え直す機会を作ってみてはどうだろう?とご自分の体験をもとに書かれている本です。
注:めちゃめちゃざっくり&私の心にがっつり残っているところですみません!
妊娠出産育児をふまえて考える女性の人生設計
妊娠の適齢期は、人生100年時代にとってかなり短く、不妊に悩む方がこれだけ多いとなれば、早めに準備や計画をしたいと思うでしょう。
自分のキャリアややりたい事を優先すると、結局子どもが欲しい時には残された時間は限られていて大変な思いをする、そんなこと誰だって望んでいません。
妊娠出産は人生の中で限られた時にしかできないことなんだから、そちらを優先して、子育てが終わってから仕事に集中する方がいい。
やりたいことはたくさんあるけど、人生の中で時間制限のある出産を優先しよう。
20年前、結婚を考えた時に出した私の結論です。
いまも後悔はしていませんし、最良の選択だったと思っています。
結婚後、なかなか妊娠しなかったり、兄弟の年齢が空いたりしましたが、結果として3人の子宝に恵まれました。結婚や妊娠を優先しなかったら3人も産めなかったと思います。
さて、後悔はしてませんが、同じ年代の女性がキャリアを積んでいる間に妊娠出産子育てにフルコミットした私は、結果としてなんのキャリアもない状態です。
ここで、めちゃめちゃ不安に襲われました。
大した仕事をしたことがなくこれといって資格もなく、わたしなんかを雇ってもらえるのか、もやもや、モヤモヤ・・・。
すでに働いている今となっては、当時を思い出すと励ましたくなってきますw
大丈夫だよ!働けるよ!
ちきりんさんの本の中では専業主婦を経て、40台からバリバリ活動した女性の例もいくつか挙げられています。今後、仕事と出産を天秤にかけるようなおかしなことはなくなっていくだろうとゆう心強い予測も書かれています。わたしもそう思います。
妊娠出産を望む全ての方が、欲しい時に考えることができて育児がひと段落してまたしっかり働ける、そんな社会になっていくと思います。
わたしも今後の人生、何に集中しようかとワクワクしています。
もうアラフォーだし・・・なんて気持ちはありません。
まだまだ時間も体力もあります。やりたいこともたくさんあります。年収も上げたい!
ちきりんさんの本には背中を押していただきました。
40歳からの第2の人生について考えてみる
本書のこの話題は、ちょうどアラフォーど真ん中のわたしにとってドンピシャのテーマでした。
ちょうど40歳前ころは、男女ともに節目を迎える頃です。
仕事が一区切りしたり、結婚についてもう一度考えたり、女性ならとくに、子育てが一段落したり、出産ができなくなる期間を迎え、まさに人生について考えるのに適した人生の折り返しちょっと前です。
30台も半ばをすぎてくると、自分の身体がこれから老いていく事をはっきりと感じた時がありました。
少しづつ、身体が老いじたくを始めている。
特に女性はホルモンの影響も出やすく、感じる方も多いのではないでしょうか。
ちきりんさんの本にも出てきますが、40歳手前で残りの人生を考えることは、だんだん老いていく自分を実感して、それを踏まえた計画を考えることができます。
若い頃は、いつか老いるといっても実感はなかったです。
実際、「老いる」とゆう事を踏まえた人生設計は、若いうちにはできませんでした。
今現在、自分たちの親を見て(家の問題やお金の問題など)、若い頃考えたぼんやりとした人生設計は早急な考え直しが必要だと感じています。
40歳からの第2の人生、と言うよりはわたしは20年ごとに人生の山場があると思っていて、20年ごとに大きな目標を立てて考えていました。
20〜30代は全力で子育てをするとゆう目標。
さらに10年ごとにも目標、と言うか、プランがあり、20代は専業主婦、30代は保育園に預けて共働きの育児生活をしてみました。
二通りの育児を、自分でやってみてどう感じるか実際に体験してみたかったのです。
これって、天才柳沢教授とゆうマンガに影響されてるのもすこしあって。
自分の人生を実験的に行動観察しながら生きている大学教授が主人公のマンガなんですが、ドラマ化もされた名作です(絵もストーリーも素晴らしいんですよ!)。わたしも自分の人生をすこし同じように考えているところがあり、20代と30代では違う人生を体験したいと思って行動してみました。
そして自分なりに色々と考えた結果、いまは自分に合った生活をしていますよ。
さらにここから40歳以降の人生について考えているところに本書と出会い、さらに深く考えることができました。
注意:少し話が逸れますが
そんな2つの育児体験をしたわたしですが、今後子育てをする女性は仕事をしながら子育てをしていくことをすすめます。自分の娘にも伝えていることです。
育休でも、保育園でパートでも、子育てしつつ収入がある状態をおすすめします。
実際に専業主婦も共働きも体験した経験からお話しします。
毎日かあさんで有名な西原理恵子さんの著書にも書いてありました。
女性こそ、仕事を手放してはいけない、収入をなくしてはいけない。何かあった時に子どもを連れて逃げることができなくなってしまう。
どんな結婚生活も、何があるかわからない。
DVや姑問題や親族からの嫌がらせや・・・。
結婚して仕事を辞めてしまうと、子どもが小さい時は特に離婚したり逃げるとゆう選択がかなりむずかしくなってしまいます。
女性に仕事と収入があれば、選択肢が拡ひろがります。また仕事をしていて社会との繋がりがあれば、より援助や助けを求める機会が増えるでしょう。
今思い出してみると、専業主婦の時間は子どもとの時間が多すぎてやはり精神的に不健康だったと思います。今思い返せば、の言うのは、その時はそんなふうに思っていなかったんですね。
もちろん、人それぞれ専業主婦があっている方もいるとは思います。
が、今の時点でのわたしの人生における結論としては、「働きながらの育児がベスト」です。
今後は社会的にも、仕事をしつつ出産しやすい、保育園にも入りやすく、夫婦ともに産休育休を取りやすく、リモートワークやオンラインでの仕事も増えて、産後また好きな仕事で力を発揮することができるようになっていくでしょう。
本書を読んで40代以降の人生をさらに深く考えることができました。
もしいま、出産や育児を考えているかたは、今後の働き方や、どのように子育てするかも一緒に人生設計として考えてみてください。
ちきりんさんの本、めっちゃオススメ。合理的思考大好き。
ちきりんさんの本を読んで 良かったなと思うのは新しい知識や価値観が得られるだけではなく、自分がぼんやり考えてきたことがはっきり言語化されていたり、納得のできる裏付けがあって自分の考えが補完されたりする瞬間が味わえたことです。
なんとなく考えていたりなんとなく思ってることって誰にでもあると思いますが、理路整然と 話が進んでいくのを読むにつれ( 自分の語彙力のなさは痛感)そうそうこれが言いたかった~となんども思いました。
似たような考えを こんなに聡明な人が持っているということが とても嬉しかったです。
人生や価値観は人それぞれでどれが正解とかそういうことはないと思いますが、本書を通して アラフォーはまだまだ人生の折り返し地点だなという思いと、新しいことへの挑戦に向けてワクワクしているところです。
これからも実験を繰り返して ベストの選択を していけるように 自分の脳みそで 色々と考えていきたいと思いました。
楽しんで 恐れず 10年後に死んでも悔いのないように、やりたいことから 楽しんでやっていきたい!
他のちきりんさんの本を読むのも楽しみ^^
ちきりんさんはツイッターでも活発に発言されていますよ!
学びも多く、オススメです!